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「家」も子育てを応援します~忙しい新米パパ・ママのスマート・ホーム~

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「家」も子育てを応援します~忙しい新米パパ・ママのスマート・ホーム~

新米パパママはこれまで以上に多忙になるでしょう。子育て中のパパママの多くは、フルタイムの仕事を持ちながら、家庭の事情を抱えます。最近の調査では、幼い子供を持つ母親は、1日に約8時間を育児に費やし、約6時間を仕事に費やしていることが明らかになりました。育児をしながら、できるだけ心地良く、ストレスなく生活を送ることは、親にとって重要な事柄です。

今やテクノロジーは、仕事と家庭の両立の負担を軽減するための大きな役割を果たします。親のためのスマートホームには、生活をより快適に、より生産的にするいくつかのコネクテッドデバイスがあります。

 

スマート・モーション・センサー

人感センサーは、一般的には侵入者を検知するために設置されますが、それ以外の目的でも使用が可能です。人感センサーは、あなたが毎朝ベッドから出てくるのを検知し、コーヒーメーカーなどの家電製品を自動起動させます。また、一定時間家を空けると、人がいなくなったことを感知して空家モードになり、その後、システムは照明を消し、サーモスタットを調整し、ドアを施錠します。

iMoreによると、スマート・モーション・センサーにはいくつかの種類があります。停電時に懐中電灯として機能するもの、誰かがデバイスに触れているかどうかを検知するもの、ホームシステム全体と通信するものなどがあります。家の内外を問わず、さまざまなセンサーを選択することで、生活をより安全に、より簡単に、より便利にすることができます。

 

スマートロック

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スマートロックの導入により、安心感と利便性が一段と向上します。スマートロックは、鍵を使わずに出入りでき、デバイスは、WiFiまたはBluetoothで動作します。音声コマンドだけでデッドボルトを解除することができるので、忙しい親御さんは、ベビーシッターや家に出入りする必要のある人のために、事実上どこからでもドアの開錠が可能になります。

August Smart Lock は、デッドボルトの上に設置するデバイスです。ほとんどのタイプのドアに簡単に取り付けることができ、アプリを使い、ロックをコントロールできます。このスマートロックが優れた評価を受けているのには理由があります。見た目が良く、家の外観を損ねないだけでなく、スマートホーム全体とシームレスに連携します。内蔵のWiFiがあり、Googleアシスタント、Amazon Alexa、Samsung SmartThingsなどの音声アシスタントと連携できます。

 

空気清浄機

小さな子どもがいる家庭では、室内の空気を清潔に保つことが必要です。米国環境保護庁(EPA)によると、室内の空気環境は屋外の空気に比べ2〜5倍も汚れている場合があるそうです。汚染物質は、時には頭痛や目、鼻、喉の炎症、さらには呼吸困難を引き起こす要因になります。スマートピュリファイヤーは、通常のピュリファイヤーと同様の方法で空気を清浄しますが、その他にも優れた機能があります。例えば、現在の空気の質をリアルタイムで示したり、フィルターのメンテナンス時期を知らせます。

新米パパ・ママにお勧めの空気清浄機をいくつかご紹介しましょう。「Coway Airmega 400S」は、モバイルアプリで遠隔操作ができるのが特徴です。フィルターの前面にあるモニターで、家の中の空気の質をリアルタイムで確認でき、音声やリモコンで操作できるタイプの空気清浄機もあります。人気の高い空気清浄機では、「Blueair Classic 605」、「Philips Air 5000i」、「Winix HR1000」などが挙げられます。

 

ベビーモニター

ベビーモニターは目新しいものではありませんが、数年前では利用できなかった、忙しい親のために新たな機能を搭載したモニターが登場しました。Owletベビーモニターは、基本的なモニターというよりも、乳母のような存在です。これは、ベビーベッドの横に設置する機械ではなく、赤ちゃんの足に履かせる靴下のようなものです。このOwletは、赤ちゃんの心拍数と脈拍をモニターし、お子さんが健康であること、一晩中ぐっすり眠っていることを知らせてくれます。

Mimoも、赤ちゃん用ウェアラブルモニターです。これは、動きと呼吸の両方をモニターするロンパースです。このデバイスは、体温、呼吸、体の動きなどのデータをストリーミングします。ベビーモニターには、子供部屋に設置する本体と、親が使用する受信機からなる従来のタイプもありますが、これらも今では “スマート “に変化しています。Hubble Connected社は、人の動きや音、部屋の温度を検知するセンサーなど、ベビーモニターをスマートにするための機能をいくつか紹介しています。スマートモニターは、赤ちゃんを落ち着かせるための癒しの音を流すこともできます。

 

バーチャルアシスタント

両親のためのスマートホームは、バーチャルアシスタントなしでは完成しません。バーチャルアシスタントによって、食料品の買い出しからクリーニング店での受け取りまで、幅広く家事を管理することができます。このデバイスは人工知能の産物であり、操作はとても簡単です。通常の場合、音声による指令や質問で、コミュニケーションをとることができます。これらのデバイスは、専用のソフトウェア、コンピュータチップ、マイクを組み合わせ動作します。

仮想アシスタントは現在、ほとんどのコンピュータ、タブレット、スマートフォンで利用が可能です。また、独立したデバイスとしても販売されています。米Lifewireでは、Alexa、Bixby、Cortana、Google Assistant、Siriといった人気のある5つの仮想アシスタントを紹介しています。仮想アシスタントの中には、テキストと音声の両方で動作するタイプもあります。女性または男性の声色を選択でき、英語以外の言語にも対応しています。

 

 

監視カメラ

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子供を持つ親にとってセキュリティは最優先事項です。スマート・セキュリティ・カメラを設置することで、犯罪を抑止し、万が一事件が発生した場合には警察の力になることができ、家族の様子を簡単かつ便利に確認できるので安心です。また、スマートカメラを設置することで、住宅保険料の削減にもつながります。スマートセキュリティカメラは通常、ワイヤレスでインターネットに接続します。

リーズナブルな価格で、いくつかの安全機能を備えたさまざまな屋内外のカメラがあります。Wyze Cam V3は、ビデオクリップのクラウドストレージを14日間無料で利用できるのが特徴です。また、ローカルストレージを使用したい場合は、microSDカードスロットが付属しています。カードは自分で購入する必要があります。GoogleアシスタントやAlexaの音声コントロールにも対応していることを考えると、このセキュリティカメラは価格を鑑みても魅力的です。

スマートホームには、一部のデバイスだけのものと、上記のデバイスをすべて含むものがあり、家族のニーズに合わせたコネクテッドホームを作ることが可能です。どのようなタイプのスマートホームを作成しても、テクノロジーは家族に利便性と安全性をもたらします。

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